壁内通気愛着を持って長く住みたいのであれば、壁内通気工法は必須と考えます。高度経済成長期に建てられた家がダメになってしまう理由の一つに壁内のカビや断熱材の劣化が挙げられます。壁内のカビは室内外の温度差による結露で起こります。これは温度差と空気中の水分がある限り避けられません。どんな断熱材を入れていようが、程度の差はあれ、必ず起きます。ただ、壁内通気工法であれば、その結露した部分を空気が通るため、徐々に乾いていきます。結露といえば冬季を思い浮かべがちですが、壁内結露はどちらかというと夏場に起きます。クーラーをガンガン回すと冷えた室内との温度差で壁内が結露します。(現物確認したことあります) 室内が結露する冬場とは逆ですね。過去の断熱材はグラス...2017.11.07 05:36工法いろいろ
まず家をどの工法で建てるか世の中にはSE工法、WB工法、シーズンブレス、テクノストラクチャ、いろいろな工法があります。中身はほとんど同じでも特許回避のためにほんの少し変えて名前を変えたものもあるみたいです。まずはどの工法で家を建てるかを決めます。これを決めてから、工法に対応した工務店を決めることになります。どんな家を建てたいかで工法は変わります。木造で建てるけど大きな開口部を作りたい(縁側全部を掃き出し窓にする、など)場合は耐震強度を構造計算するSE工法くらいでしか対応できません。もちろん鉄骨でも作れますが、鉄骨で一般向けの戸建て住宅を作るのはあまり現実的ではありません。(金額的に)鬼怒川が決壊しても一軒だけ残る家とかを作りたいなら話は別ですけど。とりあえず...2017.11.07 05:34工法いろいろ工務店選び