坪単価

「坪単価」ってよく聞きますよね。

家を建てるって言うと、「坪いくらだった?」とかよく聞かれると思います。(特に年配の方)


この『坪単価』と言う考え方はやめてください。

何の目安にもならないので。


というのも、ハウスメーカーによって、「どこまでを坪単価の計算に含めるか」が異なるためです。

良心的なメーカーは外構費・給水負担金など一軒建てるのに必要な額全てを面積で割って『坪単価』としています。

見かけの坪単価を安く見せたいだけのメーカーは、外構費は別途、ベランダ設置費も別途、雨どいは別途、給水負担金も当然別途、ひどい所になると窓サッシまで別計算と、あれもこれも“別途"としてしまい、見かけだけ安くしたりします。どれも必要な経費なのに。

どこまでを坪単価とするか、坪単価という単位の計算方法に決まりがないため、メーカーのやりたい放題です。国も業界団体も黙認。


また、坪単価25万円!とか広告に書いてあっても、その広告の隅に(※建坪35坪以上の場合)みたいな注意書きが書いてあって、実際はその坪単価じゃ建てられない、というソフトバンクみたいな詐欺まがい商法をしているメーカーも多いので注意が必要です。タマホームとかタマホームとか。(他にもあるけど有名なところだとここ)

坪いくらで考えるのではなく、『この建物を建てるのに全部でいくらかかるの?』で考えてください。

でないと、資金計画が立てられませんから。

いえづくりフリークス

注文住宅を建てる上でのTIPSなど。 2016年3月、奈良県で注文住宅マイホームが完成! 建築計画中に感じたことを、後からに続く人のために。 注文住宅は難しくない。 一生に一度の買い物なのに、自分のやりたいようにやろうよ!

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